北鎌倉の西500mに広がる標高90mの尾根筋とその西側の倉久保の谷戸から形成される約28haの地区が台峯(だいみね)緑地です。
横須賀線で大船駅をでて大きなカーブを過ぎたころから北鎌倉に着くまでの途中、進行方向右側の車窓から望まれる緑地です。
広町、常盤山そして台峯は鎌倉の3大緑地といわれています。

台峯の西に接して鎌倉中央公園があります。自然地形を利用した自然の多く残された公園です。中央公園の自然の豊かさは台峯緑地の存在があるからだといわれています。台峯緑地は鎌倉中央公園と葛原が岡--常盤山の緑地とを繋げ緑の回廊を形成します。
台峯の魅力の一つはシイ、カシの樹林や クヌギ、コナラの明るい樹林がある尾根筋の自然と 斜面を下った谷戸底の池や湿地の自然とが 小規模な範囲で多様に見られるところにあります。そこにはかって日本の何処にもあった自然が残されています。

この台峯の保全が地権者と鎌倉市の努力によって決まりました。

台峯へは南は梶原山の山ノ内配水池から、北は山崎小学校付近から入ることが出来ます。

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